うみうみう日記

主に建築・写真

15.いろいろ

コロナ禍に入って一年以上が過ぎたが、休日の過ごし方は未だ定まっていない。

 

朝起きたらまず洗濯と掃除を済ませ、昼前の街へ繰り出す。あての無い散歩は最初こそ楽しいものの、歩いていける範囲には限界があり既に知っているコースを繰り返しがちである。大体疲れて喫茶店に入るのは1時間くらい歩いたときだろうか。

チキンなので一人でそんなに敷居の高い店には入れない。よく行くのは両国のベローチェ四ツ谷サンマルク茅場町ドトールなど。。

一服(タバコは吸わない)しながら地図を見て次行く目的地を探したり、これまで通ってきた道を再確認したりするのだが、最近は本を読むということを覚えた。

喫煙室」という週刊文集のエッセイコーナーをまとめたものを会社の図書室で拾い、最近はそれを少しずつ読んでいた。書き手(話し手?)は小説家から映画監督、噺手、漫画家や料理研究家などさまざまだ。一応喫煙室でするような他愛もない話というのがコンセプトで、一つ一つのエピソードはごく短いのだけれども、これが意外書き手の個性が強く出ていて奥が深く、面白いのだ。

タバコを覚えた若いころの話、幼少期の思い出、老後の密かな楽しみ等など、、誰かに聞かれないとわざわざ話さないような、その人の内面が滲み出る文章が好きだった。

文章の内容もさることながら、文体というか文章の性格も人による。同じ内容でも最後まで飽きさせず読ませる人と、少し読み飛ばしたくなる人もいる。そう言いながら自分の文章は今のところ後者である。。前者の人たちは本当にすごい。

 

やはり定期的にこうやって書くことを続けないと、だめですね。

今日は終わり。