昨日の晩は久々に実家に帰った。
電車で1時間少しの距離ではあるのだが、帰るタイミングは3ヶ月に一回のコンタクトを買う時くらいしか無い。
帰っても大体多めの飯を食べ、妹の仕事の愚痴を聞き寝るくらいしかしないのだが、それでも地元に帰るというのは落ち着くものだ。
職場は新宿、現住まいは江東区で真っ平らな土地で生活しているので、昨夜裏山を散歩して久しぶりに坂道を歩く感覚を得た。思っていたより身体は勾配に対して敏感なんだなという新たな気づきを得た。
坂道の良いところは飽きないところだ。見上げたり見下ろすことができる視覚的な変化はもちろんのこと、脚から伝わる微妙な勾配の変化も無意識に歩くことを飽きさせない要因だったのだな。考えれば当たり前のことだ。
道の変化は人のふるまいにも影響する。昨日はカップルが急坂の真ん中に座ってお喋りしていた。平らな道ではなかなかできないよな。
江東区は真っ平らで、どこからでもスカイツリーが見えて迷わないし、どれくらい歩いたかもスカイツリーの大きさでなんとなく把握できる面白さがある。ただ、道が平坦で緩急がないために、一度歩き始めると止まるタイミングが無いのだ。結果疲れると店に入ることになる。そういえば昨日入った家系ラーメンの店はこれまでで一番のハズレだった。。
商店街がそこかしこにあるのも神奈川では無かったというか、下町ならではかもしれない。大島の商店街は道がくねくねしていて面白い。そして惣菜屋さんがおいしそう。
住んで一年が経とうとしているがまだまだこの街のことを分かっていないなと思う。やりたいことがたくさん出てきた。飲み屋開拓とか、まだ知らない公園探しとか。
コンタクトを買ったあとのベローチェでこれを書いている。アイスコーヒーを買ったが店員に乗せられてメガサイズを頼んでしまった。同じ値段だと思ったのに。
やることはたくさんあるのでそろそろ帰るか。
おわり