作業中に車窓動画を見るのにはまった。YouTubeで。
研究室や家で作業するとき音楽を聴いたりテレビを見たりしながらやる人は多いと思う。僕もこの前まで音楽を聴きながらやっていた。特にサカナクションのインストとかクラシック音楽とか、歌抜きで盛り上がりがあまりないやつ。
あまりロックなのとか歌が上手すぎるやつはそっちに耳がいってしまって全然集中できないことには気づいていたのだが、代わりになるものがなくてクラシック音楽にしたり、ゲームのBGM集にしたりしていたが。でもそちらも何回もリピートしているとだんだん気にいってきて、ベースラインを追いかけたり別パートを考えたりして全く集中できなくなるので困っていた。
そこで何人かが聞いていたラジオを試してみた。バナナマンのバナナムーンが定番らしいのでそれを試してみた。最初のいくつかはいい感じに集中できたが、たまにすごいしょうもない笑いとかがあって聞くに耐えないので飛ばしたりする作業が発生し、個人的に作業用のBGMとしては80点かなと思う。
そんな時に車窓動画と出会ったのだ。
僕は昔から電車が好きで、今も路線図を見ては知らない路線を見つけ、どんな電車が走っているか調べ、チェックするようなタイプだ。それで鉄道系YouTuberのスーツ君の動画にはまっているのだが、そうすると関連動画に鉄道系の動画がたくさん出てくるようになった。それで興味をそそられて、最初に見たのは何かというと、1月7日、JR四国の特急しおかぜを岡山―松山間見ている。多分二時間ちょっとだと思う。なんでそんな細かく覚えてるかというと手帳アプリの日記欄にどこに行ったか(どんな動画を見たか)を記すようにしているからだ。それで良かったところを覚えておいて、いつか行こうと思っているのだ。思えば最初に見たしおかぜも、学部の卒業旅行で行った瀬戸大橋の景色がもう一回見たかったからだ。
そのあとも最初は四国を見て、そのあと花咲線など北海道のローカル線にはまり、それに飽きたら九州のローカル線を見て、、と色々なところに画面上で旅してみた。本当は稚内から鹿児島中央とかまで画面上だけで日本縦断してみたい。しかしその前に論文を書き上げてしまったのでその機会はさすがに訪れないだろう。
ちなみに私鉄の特急もいくつか見たが、作業用的には短すぎるのがいたい。ロマンスカーとかも見たけど、箱根ってこんなに近いんか、、と思ってしまう。なんだか作業が全然進んでないのに箱根までついちゃうと少しへこむ。南海のこうやとかもそれだった。もう難波なの?みたいな。
問題点としては、旅行に行きたくなりすぎる。
とにかく電車の走る音は落ち着く。たぶん見ればわかってくれる人も多いのではないかな。
ちなみに僕のデスクは割とみんなから見えるところなので、研究室で車窓を見ていると何みてんのと突っ込まれることも多い。趣旨を説明したら一人に布教することに成功した。全然鉄オタではない友達なので、これは結構うれしい。
それに前面展望って、子供の頃は喜んで見に行くけど、大人になるとさすがに恥ずかしいものだ。だからビデオカメラと三脚をもって何時間も先頭車に張り付いて撮影して、Youtubeに上げてくれた人ありがとう。
以下、自分用記録兼おすすめ車窓
JR四国 特急南風
おすすめポイント
・なんぷうっていう響きが良い
・昔から乗りたかったやつ(乗ったことない)
・大歩危峡の景色がまじでいい
おすすめポイント
・さすが試される大地。非日常の日常が最高
・鹿がいっぱい出てきてかわいい
・夜が明けていく感じが素敵
おすすめポイント
・長いから作業に向いてる
・阿蘇山を横目に進むところが良い
・今は不通区間なので見れない
・鉄オタ的にはスイッチバックがみどころ